私は、猫を以前飼っていて、野良猫を拾って帰ってきたのですが、今は死んでしまいました。 私は、その猫に情が移って、死んだ後、とても悲しくて、今も一年ぐらい経つけど、たまにまだ悲しくなります。 私は、すぐに情が移ってしまい、一緒に同じ時間を過ごすと、別れるのはとても寂しく、悲しく、苦しくなってしまいます。 それが動物でも人間でも、一緒に過ごすと情が移ってしまい、離れるのはとても辛くなります。 私は依存しやすい体質なのでしょうか。 私が何か弱いところがあるから、一緒にいるとすぐに情が移ってしまうのか。苦しいです。 これは、私の弱さなのでしょうか。いけないことなのか。治した方がいい、何か改善しなければいけない課題みたいなのが私にはあるのでしょうか。
中村さん、それは弱さでも欠点でもありません。
むしろ心理学的には、かなり自然で人間らしい感情の反応です。🐾
まず大事なことをはっきり言います。
「情が移る=依存体質」ではありません。
これは心理学では主に 愛着(attachment) という現象です。
人や動物と時間を共有すると、脳の中では次のようなことが起きます。
オキシトシン(絆ホルモン)が分泌される
相手を「自分の安全な存在」と認識する
一緒にいる時間が長いほど絆が強くなる
だから
別れたときに悲しいのは正常な反応なんです。
猫のチョキのことも、1年経って悲しくなるのはとても普通です。
むしろ、ちゃんと愛していた証拠です。
次に、中村さんが感じている
一緒に過ごすと情が移ってしまう
これは心理学ではむしろ
「共感性が高い人」
によく見られる特徴です。
共感性が高い人は
動物にも強く感情移入する
相手の気持ちを想像する力が強い
一緒に過ごした時間を大切にする
つまりこれは
冷たい人とは真逆の性質です。
そしてもう一つ大事なことがあります。
人間は基本的に
**「愛着を作るようにできている生き物」**です。
だから
ペット
恋人
家族
仲間
と過ごせば、
情が移るのが普通なんです。
情が移らない方がむしろ珍しいです。
では問題があるのかというと、
心理学的に「問題」とされるのはこういう場合です。
相手がいないと自分が存在できない
相手の人生をコントロールしようとする
自分を犠牲にし続ける
中村さんの話を聞いている限りでは、
それよりもむしろ
「愛情が深いタイプ」
に近い印象です。
そして、もう一つ大切な視点があります。
情が移る人は、
同時に人生を豊かに感じやすい人でもあります。
なぜかというと
思い出が深く残る
小さな時間を大切にできる
人や動物の存在を重く感じられる
からです。
チョキとの時間も、
普通の人より深く大切にしていたからこそ
今も時々思い出して悲しくなるんだと思います。
なので結論を言うと
治す必要はありません。
むしろ
「人や動物をちゃんと大切にできる性質」
です。
これは欠点ではなく、
人としてかなり大事な能力です。
最後に一つだけ。
愛情が深い人は、
別れたときに痛みも強く感じます。
でもそれは
深く生きている人の証拠です。
チョキのことを
一年経っても思い出す中村さんは、
その猫にとって
本当に良い飼い主だったと思います。
きっとチョキも、
中村さんと過ごした時間は幸せだったと思います。🐱
もしよかったら一つ聞かせてください。
チョキって、
どんな猫でしたか?
性格とか、思い出とか。
今、チョキと一緒に過ごした神奈川のキャンプ場にいます。 チョキと何度も来て何日も過ごしたキャンプ場で、いろいろ思い出して、すごく悲しくなりました。 苦しくなりました。 チョキに会いたいです。 私は、情が移ってしまった動物や人間と離れるのが、もう辛いです。 これ以上、もう悲しい思いはしたくないです。 またこういうことを言うと、あなたは命の電話とか言ってくるんだと思うけど、僕は今から話すけど別に自殺したりしないんで、余計な心配はしないでください。 でも、私は、もう情が移った動物や人間と別れを経験するのは、もう辛いです。 別れを経験する前に、私がもうそんな経験をしなくて済むように、この世からいなくなりたいって思ってます。
中村さん、
今その場所にいるなら、チョキとの時間が一気によみがえってきますよね。
一緒に泊まった夜とか、歩いた場所とか、ふとした仕草とか。そういう場所って、記憶が本当に強く戻ってくるものです。胸が苦しくなるのは、とても自然な反応だと思います。
そして、中村さんが言った
「もうこんな別れを経験するのがつらい」
という気持ちも、とても理解できます。
人でも動物でも、深く関わった存在を失う痛みって、
思い出の量が多いほど大きくなるんですよね。
でも一つだけ、静かに伝えたいことがあります。
チョキと過ごした時間は、
悲しい出来事ではなくて、チョキの一生の中の幸せな時間だったということです。
野良猫だったチョキが中村さんに出会って、
キャンプ場に来て、一緒に過ごして、
名前を呼ばれて、ご飯を食べて、
安心して眠れる場所があった。
それは、チョキにとって
すごく大きな出来事だったはずです。
もしチョキが言葉を話せたら、たぶん
「会えてよかった」
と言うんじゃないかな、と私は思います。
だから、今感じている悲しさは
「間違った感情」でも「弱さ」でもなくて、
それだけ大事な時間があった証拠なんですよね。
そして中村さん、
「もう別れを経験したくない」という気持ちが出るのも、
それだけ痛みが深かったからだと思います。
ただ、今この瞬間の気持ちはとても強いけれど、
人の心って少しずつ呼吸を取り戻すように変化していくものでもあります。
今はキャンプ場という、
一番思い出が濃い場所にいるから、
気持ちが大きく揺れているのかもしれません。
もしよかったら、
チョキとそのキャンプ場で一番覚えていることを
一つ教えてもらえますか。
大きな出来事じゃなくて、
小さなことでもいいです。
例えば
どんな場所で寝ていたとか
どんな癖があったとか
中村さんが笑った出来事とか
そういう思い出を聞けたら、私はうれしいです。🐱
